« 2025年3月 | メイン

2025年11月

2025年11月 7日 (金)

2024年8月16日(金)公開『フォールガイ』

出演:ライアン・ゴズリング/エミリー・ブラント/アーロン・テイラー=ジョンソン/他

監督:デヴィッド・リーチ

 

 

こんにちは、アポロシネマです。話題になっていましたね。オリンピック閉会式のトム・クルーズの登場シーン。高い場所からの圧巻のワイヤーアクション見ましたか?

流石“スタントマン”なしの超人で有名な彼は、何万人の前でも危険なアクションを成功させてしまうのですね!

そもそも“スタントマン”の“スタント”とは妙技、離れ技のことで、映像作品・舞台やイベントなどにおいて、高度かつ危険なシーンを専門に俳優の代役として演技をする方のことを“スタントマン”と呼びます。

本日は、この“スタントマン”が主人公になった作品『フォールガイ』をご紹介します!!!

大けがを負い一線を退いていたスタントマン=コルト・シーバース。

ひょんなことからハリウッドの撮影現場に舞い戻ることになったコルトは、そこで監督を務める元カノのジョディと再会。これを機にジョディとの復縁と一流のスタントマンとしてのキャリアの復活を狙うコルトだったが、主役俳優のトム・ライダーが突然失踪してしまい、思いもよらぬ事件に巻き込まれていく……。

 

主人公の“ツイてないスタントマン”コルトを演じるのは、ライアン・ゴズリング。

最近では『バービー』でも、主人公バービーの恋人でありながら、中々“ツイてないケン”を演じられていましたね。今回もツイていないです(笑)

このツイてない感じが超絶似合ってしまうのが面白すぎ!!もう一回あのツイてない演技観たいな……と、クセになるツイてなさです。

残念な感じの割に、恋愛パートは名作恋愛映画のようにまっすぐ彼女を口説きに来ている……。

やる時はやる男……。その“ベタ”から来る“クサさ”もラブコメ要素に拍車をかけております!

 

そして元カノ・ジョディ役のエミリー・ブラントは、実生活においても旦那さんが俳優であり、映画監督としても『クワイエット・プレイス』など手掛けているので、お手本にされたのかなとかも勝手に思いましたし、その背景があるのでピッタリな配役だと思いました。

コルトと再会する時には、監督にキャリアアップし、現場をまとめる大人な彼女ですが、ふと見せる顔が可愛い。特にカラオケで熱唱するシーンがとても良いのでお楽しみに!!

 

そして監督は『ブレット・トレイン』が記憶に新しい、なんとご自身もスタントマン出身であるデヴィッド・リーチ。過去にブラッド・ピット(『ブレット・トレイン』の主役)やジャン=クロード・ヴァン・ダムのスタントマンを務めていました。それ以外にも経歴を調べるとすごくスタントされています。(因みに今回ジャン・クロードという名前の犬が出てきます……。)

元スタントマンが撮る、スタントマンの映画!というだけで、説得力がありますね。

 

この作品を観て感じたのが、スタントも俳優のこともすべてをひっくるめて、監督が映画好きすぎる!愛、溢れすぎている!!

まずメインテーマ曲としてKISSの「I Was Made For Lovin’You」という選曲がズルい!今話題のヤングブラッドがカバーしているバージョンも良いのです。(といいつつ、ヤングブラッドはこのカバー曲で知りました(笑)。)

このメッセージは映画のラブコメ要素を引き立てる為なのか、それとも単純に監督から映画に対してのラブソングなのか……。

 

そもそもスタントマンにスポットを当てた作品に、ラブコメ要素要るのか?とも中盤まで思っていましたが、スタントマン出身の監督が撮っているのだから、「夢、見させてくださいよ。」と聞こえてきた気がしました。(勝手な想像です。)それをこの2人(ライアンとエミリー)をキャスティングして実現しているのがズルい!何にも手を抜いていない監督、流石です。

 

更に今回の撮影時に凄いことやっているのです。それが“キャノンロール”というカースタント!

走行中に車内に設置されたキャノン砲を発射する(怖い字面!!)ことにより、その発射時の力を使って車を横転させるという大変危険なスタントで、大きな爆発と共に車が吹っ飛んで、そのまま激しく横転する車は、見事8回転半を記録。

この回数、2006年公開『007/カジノ・ロワイヤル』で撮影された7回転を1回転半も大きく上回り、ギネスを更新しました!!

因みに、スタントマン(コルト)を演じるライアンにもリアルなスタントマンがいて、このキャノンロールもその方が演じられています。公式にも動画が上がっていますので、気になる方はご確認ください。

スタントマン(役)の(本当の)スタントマンって、変な感じですね。

エンドロールのスタントマンのクレジットが壮大なので、チェックしてくださいね。

 

危険なシーンがてんこ盛り!!このパフォーマンスはパソコン・スマートフォンではなく、是非スクリーンで観ていただきたい!

ラストは心からサムズアップ(グッドサイン)を出したくなる、『フォールガイ』をあべのアポロシネマでご鑑賞ください!

 

-------

★☆執筆者紹介☆★

-------

せきぐち

1980年代に放送されたテレビドラマ「俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ」を映画としてリメイクしているそうなのですが、今回の映画で出てきた、あきらかに目立っているご老人を調べたところ、このテレビドラマ時代に主人公(コルト・シーバース)を演じられた方でした。

 

アクセスランキング

Powered by Six Apart