あべのアポロシネマ最新映画情報バックナンバー

劇場スタッフが実際に映画を鑑賞し、執筆したメールマガジンのバックナンバーです。
※不定期配信

2024年8月16日(金)公開『フォールガイ』 »

出演:ライアン・ゴズリング/エミリー・ブラント/アーロン・テイラー=ジョンソン/他

監督:デヴィッド・リーチ

 

 

こんにちは、アポロシネマです。話題になっていましたね。オリンピック閉会式のトム・クルーズの登場シーン。高い場所からの圧巻のワイヤーアクション見ましたか?

流石“スタントマン”なしの超人で有名な彼は、何万人の前でも危険なアクションを成功させてしまうのですね!

そもそも“スタントマン”の“スタント”とは妙技、離れ技のことで、映像作品・舞台やイベントなどにおいて、高度かつ危険なシーンを専門に俳優の代役として演技をする方のことを“スタントマン”と呼びます。

本日は、この“スタントマン”が主人公になった作品『フォールガイ』をご紹介します!!!

大けがを負い一線を退いていたスタントマン=コルト・シーバース。

ひょんなことからハリウッドの撮影現場に舞い戻ることになったコルトは、そこで監督を務める元カノのジョディと再会。これを機にジョディとの復縁と一流のスタントマンとしてのキャリアの復活を狙うコルトだったが、主役俳優のトム・ライダーが突然失踪してしまい、思いもよらぬ事件に巻き込まれていく……。

 

主人公の“ツイてないスタントマン”コルトを演じるのは、ライアン・ゴズリング。

最近では『バービー』でも、主人公バービーの恋人でありながら、中々“ツイてないケン”を演じられていましたね。今回もツイていないです(笑)

このツイてない感じが超絶似合ってしまうのが面白すぎ!!もう一回あのツイてない演技観たいな……と、クセになるツイてなさです。

残念な感じの割に、恋愛パートは名作恋愛映画のようにまっすぐ彼女を口説きに来ている……。

やる時はやる男……。その“ベタ”から来る“クサさ”もラブコメ要素に拍車をかけております!

 

そして元カノ・ジョディ役のエミリー・ブラントは、実生活においても旦那さんが俳優であり、映画監督としても『クワイエット・プレイス』など手掛けているので、お手本にされたのかなとかも勝手に思いましたし、その背景があるのでピッタリな配役だと思いました。

コルトと再会する時には、監督にキャリアアップし、現場をまとめる大人な彼女ですが、ふと見せる顔が可愛い。特にカラオケで熱唱するシーンがとても良いのでお楽しみに!!

 

そして監督は『ブレット・トレイン』が記憶に新しい、なんとご自身もスタントマン出身であるデヴィッド・リーチ。過去にブラッド・ピット(『ブレット・トレイン』の主役)やジャン=クロード・ヴァン・ダムのスタントマンを務めていました。それ以外にも経歴を調べるとすごくスタントされています。(因みに今回ジャン・クロードという名前の犬が出てきます……。)

元スタントマンが撮る、スタントマンの映画!というだけで、説得力がありますね。

 

この作品を観て感じたのが、スタントも俳優のこともすべてをひっくるめて、監督が映画好きすぎる!愛、溢れすぎている!!

まずメインテーマ曲としてKISSの「I Was Made For Lovin’You」という選曲がズルい!今話題のヤングブラッドがカバーしているバージョンも良いのです。(といいつつ、ヤングブラッドはこのカバー曲で知りました(笑)。)

このメッセージは映画のラブコメ要素を引き立てる為なのか、それとも単純に監督から映画に対してのラブソングなのか……。

 

そもそもスタントマンにスポットを当てた作品に、ラブコメ要素要るのか?とも中盤まで思っていましたが、スタントマン出身の監督が撮っているのだから、「夢、見させてくださいよ。」と聞こえてきた気がしました。(勝手な想像です。)それをこの2人(ライアンとエミリー)をキャスティングして実現しているのがズルい!何にも手を抜いていない監督、流石です。

 

更に今回の撮影時に凄いことやっているのです。それが“キャノンロール”というカースタント!

走行中に車内に設置されたキャノン砲を発射する(怖い字面!!)ことにより、その発射時の力を使って車を横転させるという大変危険なスタントで、大きな爆発と共に車が吹っ飛んで、そのまま激しく横転する車は、見事8回転半を記録。

この回数、2006年公開『007/カジノ・ロワイヤル』で撮影された7回転を1回転半も大きく上回り、ギネスを更新しました!!

因みに、スタントマン(コルト)を演じるライアンにもリアルなスタントマンがいて、このキャノンロールもその方が演じられています。公式にも動画が上がっていますので、気になる方はご確認ください。

スタントマン(役)の(本当の)スタントマンって、変な感じですね。

エンドロールのスタントマンのクレジットが壮大なので、チェックしてくださいね。

 

危険なシーンがてんこ盛り!!このパフォーマンスはパソコン・スマートフォンではなく、是非スクリーンで観ていただきたい!

ラストは心からサムズアップ(グッドサイン)を出したくなる、『フォールガイ』をあべのアポロシネマでご鑑賞ください!

 

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★☆執筆者紹介☆★

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せきぐち

1980年代に放送されたテレビドラマ「俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ」を映画としてリメイクしているそうなのですが、今回の映画で出てきた、あきらかに目立っているご老人を調べたところ、このテレビドラマ時代に主人公(コルト・シーバース)を演じられた方でした。

 

2024年12月13日(金)公開『はたらく細胞』 »

出演:永野芽郁/佐藤健/芦田愛菜/阿部サダヲ/他

監督:武内英樹

 

あべのアポロシネマです。

本日は『のだめカンタービレ 最終楽章』や『テルマエ・ロマエ』、『翔んで埼玉』など、

数々の実写映画化不可能では!?と言われた難タイトルを、全て実写映像化を成功させ、大ヒットさせてきた名匠、武内英樹監督の最新作『はたらく細胞』のご紹介でございます。

 

さて、この作品『はたらく細胞』は2015年から2021にかけて月刊少年シリウスで連載された清水茜さんの漫画が基になっております。

全6巻ながらシリーズ累計部数1000万部を突破し、アニメ化もされ、そして今回、遂に実写映画化されるという流れになったわけです。

今作は原作漫画「はたらく細胞」とスピンオフ漫画「はたらく細胞 BLACK」の2作品をもとに作られています。

過去に多くの漫画作品を実写映画化してきた武内監督でもこの作品は流石にどうかなぁ、と思っていたのですがその心配は全くの杞憂でした。

『はたらく細胞』の世界観をしっかりセットで作り込み、様々な世界をCGとセットで見事に実写に落とし込んでおられました!

作品の舞台は体内。人の体の中です。

人体の内部を一つの広い世界と捉え、城や街がある、人が暮らす場所になぞらえて作られています。

その中で暮らす37兆個と言われる細胞の一つ一つを擬人化し、人間の細胞の働きをそれぞれの仕事に置き換え、細胞たちが生き生き働く姿を追う、というのがこの「はたらく細胞」のコンセプトなのです。

「はたらく細胞」の世界は女子高生、漆崎日胡(うるしざきにこ)の体内の世界。

彼女が風邪をひけば細胞たちの世界にも風邪の菌が襲来します。怪我をすれば世界に穴が開きます。

そしてもう1つ描かれる世界が漆崎日胡の父、茂(しげる)の体内世界です(こちらがスピンオフのBLACKの世界ですね!)。

こちらはブラックな労働環境で働き、不摂生を繰り返す茂の世界なので、細胞も全体的にどんよりとして元気がないです。

茂がしんどいと体内の細胞の労働環境もどんどん劣悪なものになっていくというのは面白い部分であると同時に本当に考えさせられるものがあります。

そんな二人の人間の暮らしと共に、体内で働く細胞の暮らしにクローズアップするという作品が今作『はたらく細胞』なのです。

 

この作品、物語の面白さもさることながら、配役が本当に素晴らしかった!

酸素を運ぶお仕事の赤血球を演じた永野芽郁さん、体内に入ったウイルス、細菌の駆除をお仕事にしている白血球を演じた佐藤健さんという主人公二人がまず本当に素晴らしいです!

原作の赤血球の愛らしさそのままの永野さんと、白血球のクールでカッコいい部分をしっかり原作通り引き出している佐藤さんという安定の二人を主人公にしているだけでいくらでも見ていられます!

傷口を塞ぐ役割を持つ血小板を演じたマイカ・ピュさんの天使の様な可愛さ、

ウイルス感染細胞などの異物を認識・破壊するキラーT細胞を演じた山本耕史さんの体育会系な演技。

などなど、挙げだすとキリがないほど、どのキャラクターも本当に素晴らしいのです!

そして忘れてはならないこの映画の主題歌はOfficial髭男dismの新曲「50%」。

物語の最後に歌詞の刺さる最高の一曲なので、是非エンドロールの最後まで楽しんでいただければと思います。

 

原作連載時から「おもしろい!」と共に「勉強になる!」という声が多かった漫画「はたらく細胞」。勿論今作の映画『はたらく細胞』もそんな原作の意思を受け継いで「ためになって面白い!」をしっかり体現しています。子供さんと一緒に観に来られても家族みんなでいっぱい楽しめる、笑って泣けるミクロな世界の大きなお話になっております。この冬休みの大注目作です!是非映画館で体内の旅をお楽しみください!あべのアポロシネマで皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

 

 

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★☆執筆者紹介☆★

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ふじもと

 

鍋の季節到来ですね!

風邪にはネギと言いますし。

お鍋をいっぱい食べたいところです。

2024年12月20日(金)公開『ライオン・キング:ムファサ』 »

声の出演:尾上右近/松田元太/渡辺謙/他

監督:バリー・ジェンキンス

 

 

こんにちは、あべのアポロシネマです。

前回の実写版「ライオン・キング」も5年前……と記憶に新しいですが、そのはじまりの話とも言える「ライオン・キング:ムファサ」をご紹介いたします。

 

野生の王国を統べるシンバ、その父ムファサ王の<始まりの物語>が、ついに明かされます。

「ライオン・キング」の宿命のライバル、ムファサ王と兄弟スカーの幼き日の出会い、そして、アフリカ大陸横断の旅……。

約束の地を目指す彼らを待ちうける、驚くべき真実とは──?

 

「ライオン・キング」は後の王となるシンバの物語でしたが、今回「ライオン・キング:ムファサ」は、シンバの父であり偉大な王・ムファサを描くオリジナルストーリーなのです!!

ここからは涙失くして観られないのですが(と、言いつつ映画冒頭です。)、

ムファサは元々王の血筋ではなく、ある日災難に見舞われ、両親と離ればなれになった孤児だったのです!!

……冒頭から泣きますので、ハンカチをお忘れなく。

そして孤児だったムファサを群れに受け入れたライオンの王子・タカ(後のスカー)。

スカーと言えば、「ライオン・キング」のヴィランで、ハイエナを子分にして悪だくみを実行していたのに、何故孤児のムファサを助けたのか?

更に「ライオン・キング」(時間軸では今回の作品の続き)では、孤児だったムファサが王になっていて、タカは何故ヴィラン“スカー”になってしまったのか?

子ども時代からの2匹を描く本作は、複雑な感情なしでは鑑賞できません……。

2匹の話しか書いていませんが、見た目は気高い雰囲気なのに、最凶最悪な敵ライオン“キロス”にも注目ですし、その他の動物たちも魅力たっぷりですのでお見逃しなく!

 

そして前回も本物だったらどうやって撮影したのだ?!と驚くほどリアルな動物たちの動きでしたが、今回そのリアルさが更にパワーアップしているように感じられました。公式でもリアルを超えた超実写版と宣伝されているほどです!(リアルを超えるとは!?と思われる方、是非確かめてみてください!)

 

あなたも命の環(サークル・オブ・ライフ)を感じに!是非、あべのアポロシネマでご鑑賞ください。

 

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★☆執筆者紹介☆★

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せきぐち

前回の「ライオン・キング」は、ラッキーにもオーケストラの演奏付き上映を観る事ができました。あれも鳥肌ものでした。

2024年11月29日(金)公開『PG12)正体』 »

出演:横浜流星/吉岡里帆/森本慎太郎/山田杏奈/山田孝之/他

監督:藤井道人

 

 

こんにちは。あべのアポロシネマです。

今回は主演が横浜流星さんで、染井為人さんの同名ベストセラー小説を、「ヴィレッジ」「最後まで行く」「余命10年」等の藤井道人監督が映画化した「正体」をご紹介いたします。

 

凶悪な殺人事件の容疑者として死刑判決を受けた鏑木が脱走した。潜伏し逃走を続ける鏑木と日本各地で出会った沙耶香、和也、舞。そして彼を追う刑事・又貫。又貫は沙耶香らを取り調べるが、それぞれ出会った鏑木はそれぞれまったく別人のような姿だった。彼の正体とは?そして鏑木の【真の目的】とは。その真相が明らかになったとき、信じる想いに心震える、感動のサスペンス。

 

予告編などから思っていた作品と違う!

良い意味で裏切られた作品でした。

 

主人公・鏑木を演じる、横浜流星さんは逃亡犯役なので、どの場面でも存在感が薄いというか、自己主張がなく、せっかくの美貌もマスクで隠し、あまり語らない……これだけ挙げると誰が演じても良かったのではないか?と感じるかもしれません。

ですが話が進むにつれ、気が付いたら“自分も彼と出会った側の人間なのかもしれない”という感情が生まれ、最終的にこの役を演じるのは彼しかいない!と思いました。

殺人事件の容疑者かつ逃亡犯ですが、鏑木という役が横浜流星さん自身に合っているように感じるのです。説得力がありました。

目立たない様に髭を生やしたり、アイプチで一重にしたり(普通は逆ですけどね!)、カラコンを入れていたり、色々な顔が見えるのも良かったですね!

 

鏑木を追う刑事・又貫を演じる山田孝之さんも、上層部からのプレッシャーに挟まれる姿が、何とも心苦しい……。安定の存在感と、セリフが少なくても圧倒的な威圧感で鏑木を追い詰めます。

鏑木と又貫の会話はそこまで多くなかったと思います。

逆に、彼と会話が多かったのは沙耶香(演じるのは吉岡里帆さん)、和也(森本慎太郎さん)、舞(山田杏奈さん)、それぞれ鏑木との関係は違いますが【彼を知る人物】として、鏑木と歳が離れていないのも良いのだと思います。純粋な言葉で各々が知る彼を語っていて、自分だったらどうだったのだろうかとも考えさせられると共に、その輪に入った気がしました。

 

このタイミングで上映されるという事にも意味がある気がします。

ぜひ彼の正体を確かめに映画館へ。あべのアポロシネマでご鑑賞ください。

 

 

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せきぐち

 

最近になって韓国ドラマや映画を積極的に見るようになりました。

ドラマが1話1時間半のこともしばしばで、その長さに驚きます。

2024年10月11日(金)公開『室井慎次 敗れざる者』、11月15日(金)『室井慎次 生き続ける者』 »

出演:柳葉敏郎/福本莉子/齋藤潤/他

監督:本広克行

 

 

こんにちは、アポロシネマです。本日は1997年に放送開始され映画版も大ヒットを記録したテレビドラマ「踊る大捜査線」シリーズが12年ぶりに再始動し作られた、2部作『室井慎次 敗れざる者』『室井慎次 生き続ける者』をご紹介します。

 

と言いながら公開日の兼ね合いで『室井慎次 生き続ける者』は物語が明かされてもおらず、メルマガでは『室井慎次 敗れざる者』だけしかご紹介できませんが、【2部作】と宣伝しているだけあり、『室井慎次 敗れざる者』を観ると『室井慎次 生き続ける者』が観たくなる!

次回作に期待が高まり、観ないと落ち着いて夜しか寝られません!!(規則正しくは寝られます。)11月の公開も楽しみだ!

 

 

「あの男との約束を果たせなかった――。」

 

現場の捜査員のために粉骨し、警察の組織改革に挑むなど、波乱に満ちた警察人生を歩んできた室井慎次。

27年前の“青島との約束”を果たせなかったことを悔やみ、警察を辞めて故郷・秋田に帰り穏やかに暮らしていた。そこに突如現れた謎の少女。彼女の来訪とともに、他殺と思われる死体が発見される。

少女の名前は…日向杏。シリーズ最悪の犯人と言われた猟奇殺人犯・日向真奈美(『踊る大捜査線 THE MOVIE』にて小泉今日子が演じた史上最悪の殺人犯)の娘だという、衝撃の事実が判明する。

穏やかな暮らしを求めた室井のまわりに、再び、事件の影が迫りくる――。

 

 

「踊る大捜査線」と言えば警視庁湾岸署を舞台に、織田裕二演じるヒラの刑事・青島俊作と柳葉敏郎演じる本庁のキャリア・室井慎次を対比させ、それまでの刑事ドラマとは一線を画し、警察内部の縦割り社会や上下関係、人間模様を描いたドラマでした。

特に人懐っこい青島と真逆に眉間にシワを寄せ無口な室井が印象的です。

あの喋らない室井さんが、久しぶりに帰ってきた映画でも喋らないのか??と思ったら……、

思った以上にしゃべらなかったですね!!!

懐かしいな~この感じ。

当時もありましたね、「全部言わなくても分かるだろう」の顔!(笑)

分かんないから!言ってもらわないと!!

 

今までの踊るシリーズとの大きな違いは今回の室井さんは警察を辞めているという事。辞めているのだから捜査に参加しなくてもいい、というか厳密には捜査権は無いのです。でも室井さんの周りでは、事件が巻き起こる。

コナンとか金田一少年といった名探偵のように事件を引き寄せていますね……。もう警察ではない彼を頼り、彼を慕うかつての仲間たちもちょくちょく出てきて、今時に言うと始終エモいです!

 

そしてどこまで物語に言及してよいのかと悩むのですが、室井さんだけでなく周りを囲む登場人物たちについても丁寧に描かれており、そこが今回の作品の見どころだと思います。

我々が知る“官僚・室井慎次”がどのようにして、今、秋田で穏やかに暮らす“村人・室井慎次”になったのか、納得する作品になっていると思います。

そして次の物語に続く、この事件の犯人は誰なのか……。

 

11月の後編『室井慎次 生き続ける者』の公開が待ち遠しくなること請け合いの、前編『室井慎次 敗れざる者』を、是非あべのアポロシネマでご覧ください。

  

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★☆執筆者紹介☆★

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せきぐち

『あぶない刑事』もいいんですが、『踊る大捜査線』もいいですよね。

当時を知らない人でも、再放送を見ればハマるはず!!

今回、あえて過去作を振り返らずに観ましたが楽しめました!

今から振り返りで過去作見るのもいいかも。

 

2024年4月12日(金)公開『名探偵コナン/100万ドルの五稜星(みちしるべ)』 »

出演:高山みなみ/山崎和佳奈/山口勝平/堀川りょう/宮村優子/他

監督:永岡智佳

 

 

こんにちは。アポロシネマです。

4月と言えば、この映画を見ずに大型連休を過ごせない!!

劇場版「名探偵コナン」第27作品目の『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』を紹介します。

 

今年は怪盗キッドがメインになり、北海道・函館で恋も事件も波乱の展開!?天下分け目のお宝争奪バトルミステリーが開幕!!

前回の「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」と比べると、恋愛要素がグッと前面に出ています!(笑)

 

北海道・函館にある斧江財閥の収蔵庫に、怪盗キッドからの予告状が。狙うのは、幕末を生きた新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀だという。

ビッグジュエルを追い求めるキッドが、なぜ刀を狙うのか…?

一方、西の名探偵・服部平次とコナン達も、函館で開催される剣道大会の為に現地を訪れており、犯行予告当日、平次がキッドの変装を見事見破り追い詰めるが…!?

 

 

月下の奇術師<怪盗キッド>は変装の達人で、世界中を騒がしている神出鬼没の怪盗。

国際犯罪者番号(シークレットナンバー)から怪盗1412号と呼ばれていたが、若き日の工藤優作が『1412』の走り書きを『KID』と呼び、<怪盗キッド>の愛称が誕生したとされています。(厳密にいうと、今の怪盗キッドは2代目。)

1412って……公開日が4月12日なのは、きっと偶然じゃないですよね?!!

 

それに対するのは西の高校生探偵<服部平次>。同い年の新一に引けをとらない推理力と、剣道の腕前はかなりのもの。コナンの正体も知っていて一緒にコンビを組み、多くの難事件を解決しています。その彼もほぼほぼメインで、事件を推理しつつ怪盗キッドと対峙?なのか、共闘というのか?活躍します!!

 

そして今年のゲスト声優は、北海道と言えば……大泉洋さん!

北海道警の刑事・川添善久というちょっとドジだけど憎めないキャラ。だけど函館にまつわるお宝の伝説や宝を狙う容疑者の裏事情にやけに詳しい…新キャラというだけで怪しげもあるのです。(大泉洋さんですし……。)是非注目してご覧ください!

 

今年も名探偵コナンイベント盛りだくさんのあべの!みなさんで遊びに来てください!

そしてあべのアポロシネマで『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』を是非ご覧ください。

 

 

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★☆執筆者紹介☆★

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せきぐち

 

ここ数年、何本か映画版見ていますが、まだまだ知らないキャラクターがいます。

さすが原作は30周年を迎えているだけありますね……。

2024年10月4日(金)公開『ハヌ・マン』 »

出演:テージャ・サッジャー/ヴィナイ・ラーイ/アムリタ・アイヤル/ヴァララクシュミ・サラトクマール/ラヴィ・テージャ  他

監督:プラシャーント・ヴァルマ

 

こんにちは。あべのアポロシネマです。本日は、今年インドで大ヒットした話題作「ハヌ・マン」をご紹介します。

近年注目が集まっている国、インド。インドと言えば、どんなイメージを持たれていますか?カレー、ビリヤニ、人口世界一、IT大国…?いろいろありますよね。

中でも今、日本で熱いのがインド映画です!

日本では、今まで何回かインド映画のブームが起こっています。

1990年代、ミニシアターを中心に大ブームを巻き起こした「ムトゥ 踊るマハラジャ」。歌って踊るインド映画のイメージを決定的に印象付けた大作で、最近でもサントリーの「無糖」のお酒、仲野太賀さん出演のCMでネタになっていました。

その後少し時間が開いて2010年代前半、「きっと、うまくいく」をはじめ、良質な人間ドラマが日本でも多く封切られるようになってきます。

そして2010代後半に登場した「バーフバリ」2部作を経て、2022年に公開され大ヒットとなった「RRR」から続くブームが今!今なのです。もう一過性のブームでは終わらず大きなムーブメントになりつつあります。

今年は日本での公開本数が過去最高となり、たくさんの映画が上映されていますが、そんななか今回ご紹介する「ハヌ・マン」は、歌あり、アクションあり、ロマンスありのインド映画の魅力が詰まったヒーロー映画です。

 

主人公ハヌマントゥの名前の元にもなっていて、不思議な宝石のパワーの元でもある「ハヌマーン」とは、インドの叙事詩(神話や英雄などの物語)「ラーマーヤナ」などに出てくる猿の将軍のこと。

ラーマ王子と共に悪の羅刹王ラーヴァナと戦った英雄で、力持ちで山を持ち上げ空も飛べる、インド神話のスーパーヒーローです。孫悟空のモデルになったとも言われています。(ラーマのことが大好きで、食いしん坊で力持ちとくれば、「RRR」をご存じの方はあれ…?と思われるかも)

このハヌマーンと、バットマンやスパイダーマンなど西洋のスーパーヒーローの物語を融合させてできたヒーローが「ハヌ・マン」です。

 

インドの山奥の村に住む青年ハヌマントゥは、幼馴染のミーナークシが大好き。ある日、ミーナークシを助けようとし海に転落し、不思議な力をもつ宝石を見つける。この石を持っていると、ある条件の時だけ無敵のスーパーヒーローになれることが分かり、そのパワーでハヌマントゥは一躍村の救世主になるが、石を狙って謎の男がやってくる…というストーリー。

 

2時間38分という少し長いお話ですが、お芝居の1幕と2幕のように前半と後半で大きく話が変わっていき、想定外の展開に飽きること無く楽しめます!

 

また、この物語を魅力的にしているのは、ハヌ・マンより強いんじゃないかと思わせる女性たち。ヒロインのミーナ-クシはとても現代的な考え方を持つ、村の権力者にもダメなことはダメと意見ができる女性ですし、ハヌマントゥの姉・アンジャンマは最強最高にカッコいい!頼りない弟をいつも励まし、助け、共に戦う姿が美しく、お姉さんに一生ついていきたい…と思わせるカッコよさです。

 

インドの田舎の村ののどかな風景と超絶アクション、ふらふらふわふわしてかわいい感じのヒーローとしっかり者の美しいヒロイン、クセつよの村人と悪役、ベタなジョーク、どこか懐かしくて新しい音楽、いろんな要素がまじりあった、今までにない異色の映画になっています。インド映画らしい音楽とダンスももちろんあります。

 

なんかインド映画ってよくわからないけどちょっと気にはなっているという方、ぜひ一度劇場で体験してみてください!新しい扉が開くかもしれません!

 

皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

 

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★☆執筆者紹介☆★

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たはら

今回とは全く違う出方をしますが、ハヌマーンが出てくる過去作でおすすめは「バジュランギおじさんと、小さな迷子」。号泣必至、バスタオルが必要な映画です。また、タイ・日本合作の「ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団」に出てくるらしいのですが、見たことが無くてすごく気になっています。

2024年10月25日(金)公開『トラップ』 »

出演:ジョシュ・ハートネット/アリエル・ドノヒュー/サレカ・シャマラン/他

監督:M・ナイト・シャマラン

 

あべのアポロシネマです。

本日は『シックス・センス』『レディ・イン・ザ・ウォーター』、最近なら『オールド』など

サスペンススリラーの名手M・ナイト・シャマラン監督の最新作『トラップ』のご紹介です。

数々の名作を生み出してきたM・ナイト・シャマラン監督。

美しい映像と独特で人を惹きつける作品コンセプトと設定。

そして観た人全てを驚かせるキレのあるサスペンスが特徴の名監督です。

今作『トラップ』もその設定を聞いただけで、グッと引き込まれるものがある素晴らしいものだったので、皆様にご紹介させて頂きます。

 

主人公のクーパーは娘を溺愛する優しい父親です。

娘の為に世界的アーティスト「レディ・レイブン」のライブのプラチナ・チケットをゲットします。

娘を連れライブ会場に入り、娘のライリーは大喜びします。

しかしクーパーはライブ会場内の膨大な数の監視カメラと配備されている警察官の数をみてその異常さに気が付くのでした。

口の軽い物販スタッフから物々しい警備の理由を聞くと、

全米を騒がせている切り裂き魔「ブッチャー」が会場にライブを見に来るという情報があり、

それを捕まえる為に包囲網が張られているという事だったのです。

そこで主人公のクーパーは焦ります。

何故なら、切り裂き魔「ブッチャー」の正体はクーパーその人だった為です。

表では家族思いの良い父親を演じながら裏では猟奇殺人を繰り返す殺人鬼「ブッチャー」。

果たしてクーパーは娘に自分が「ブッチャー」であることがバレることなく、

包囲網を抜け出す事が出来るのか。

警察が何重にも仕掛けた罠(TRAP)を潜り抜け、無事に家へ帰ることが出来るのか…。

 

この設定だけ聞いても、もう凄く面白そうじゃないですか?

私はこの設定を最初に聞いた時に、流石シャマラン監督!相変わらず観る前から驚く設定で私達を楽しませてくれる!と大喜びしてしまいました。

そして、実際に観てみるとそこに視点の変化がギミックとして加わっていく感じが物語を一層楽しめる様に工夫されていて、

それはもう120%、監督の思惑にハマり、完璧に楽しんで観る事が出来ました。

観客の心の動線が本当によく考えられている作品です。

一見シンプルな作りで観た後は凄くストレートな作品の様に感じたのですが、

一晩経ってみるととんでもない!

緻密に計算され、奥深く映画をデザインしている。

そう感じずにいられない様な脚本でした。

また俳優の方々の熱演も本当に素晴らしく、引き込まれました。

主人公クーパーを演じたジョシュ・ハートネット。

『ブラックホーク・ダウン』や『オッペンハイマー』など様々な人気作に出演する彼ですが、今作の目の奥笑ってない度は100でした。

笑顔の中の目の奥笑ってない演技上手すぎます。怖すぎました。

また娘のライリー役を演じたアリエル・ドノヒューの普通のアメリカの子供を体現する演技、本当に素晴らしかったです。

作中何度となく彼女の口から出る「オーマイガー」が本当にアメリカって感じで最高でした。

これでパパが殺人鬼でなけりゃね!

そしてブッチャーを捕まえる会場でライブをする歌姫レディ・レイブンを演じたのはM・ナイト・シャマラン監督の娘、サレカ・シャマラン。

娘さんがシンガーソングライターで俳優まで出来るとは驚きですし、

凄くお綺麗で、とても素晴らしいキャラクターでした!

この配役は本当に凄くマッチした素晴らしいものだったと思いました。

またサレカさんは長女で、つい先日公開された『ザ・ウォッチャーズ』の監督を務めたイシャナ・シャマランさんはM・ナイト・シャマラン監督の次女でして、一家まとめてとんでもない才能です。

 

というわけで長らくお話させて頂きました、映画『トラップ』。

ハリウッド映画がお好きな方は勿論、先の読めない展開にワクワクしたい方、

そしてギリギリの駆け引きにヒリヒリしたい方、多くの方にお勧めできるドキドキヒリヒリの一本でございます。

あべのアポロシネマでは字幕版のみ上映いたしております。

こういう映画こそ大きなスクリーンと映画館の音響でポップコーンでも食べながら楽しんで頂きたいところです。

是非あべのアポロシネマに『トラップ』を楽しみにいらしてください!

お待ちしております!

 

 

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★☆執筆者紹介☆★

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ふじもと

 

8年前に買ったiPadが限界で買い替えようか悩んでおります。

2024年11月1日(金)公開『アイミタガイ』 »

出演:黒木華/中村蒼/藤間爽子/他

監督:草野翔吾

 

あべのアポロシネマです。

本日は過去に『にがくてあまい』、『彼女が好きなものは』などを監督し、

次回作には来年2月7日公開の『大きな玉ねぎの下で』を控える新進気鋭の若手映像作家、草野翔吾さんが監督を務めた最新作、『アイミタガイ』のご紹介です。

 

この映画は2013年に刊行された中條ていさんの小説「アイミタガイ」が映画化されたものです。

この物語は人々の何気ない暮らしの中で互いを思いやる気持ちが連鎖して物語になっていく群像劇を描いています。

この優しくて暖かい物語が黒木華さん主演で映画化されるという事で楽しみにしていたのですが、思った以上にハマり役でして、

その優しさが自然にスクリーンから滲み出る様な演技が本当に素晴らしく、引き込まれるものがありました。

 

黒木華さん演じる主人公の秋村梓(あきむらあずさ)はウェディングプランナー。

仕事に悩みながら日々を暮らしています。

カメラマンの仕事をする郷田叶海(ごうだかなみ:演じるのは藤間爽子さん)とは親友で、学生時代から仲が良く、大人になっても頻繁に会う間柄です。

そんな親友の叶海がカメラマンとして仕事で向かった海外で事故により急死してしまいます。

物語は亡くなった叶海を中心に、残された主人公梓や叶海の両親、

叶海の家の近くに住んでいる老人、梓の交際相手の澄人、といった身近な所から始まり、

それぞれがつながりながら物語が進んでいきます。

梓が喪失と失意の中から立ち上がり、再び歩き出すまでを描いた作品になっています。

 

冒頭でも書かせて頂きましたが、

まず黒木華さんの親友と話すシーンや交際相手と話すシーン、他にも会社で働くシーンやおばあちゃんの家で過ごすシーンなど多くのシーンで感じる事が出来るその「自然さ」。

これがこの作品の本当に素晴らしい所です。

演技を超えたナチュラルさがあるというか、黒木華さんの持つ透明感を存分に発揮できていて、その自然さと美しさはスクリーンでこそ見て頂きたいものになっています。

交際相手の澄人を演じた中村蒼さんの抜けた優しい演技も素晴らしく配役の完璧さを感じました。

他にも叶海の両親役の西田尚美さんと田口トモロヲさんも素晴らしかったですし、端の端まで行き届いた配役が、本当に痒いところに手が届くような良い映画だなぁとしみじみ感じました。

黒沢清監督『Chime』や『Cloud』で怪演を見せてくれた吉岡睦雄さんや他にも意外なキャストがどれもバチっとハマって本当に気持ちの良い映画になっています。

様々なシーンで描かれる目に見えない人と人のつながり。

そのつながりが「相身互い(アイミタガイ)」という言葉と共に、観る人全ての心に沁み渡っていく様に私には感じられました。

またこの作品はシーン毎の風景が凄く良いです。

三重県桑名市を中心に名古屋まで近鉄沿線を中心に素敵な街並みを観る事が出来ました。

駅のホームや電車のシーンも多く、そこに生活する人々の暮らしを感じる事が出来、そういった部分も作品にリアリティを与え、この映画の良さに直結している様に感じました。

 

映画の主題歌は黒木華さんが唄う「夜明けのマイウェイ」。

1979年に日本テレビ系ドラマ「ちょっとマイウェイ」の主題歌としてパルというグループによって唄われた「夜明けのマイウェイ」のカバー曲です。

シンプルなアコースティックギターのアルペジオから入るアレンジも素晴らしいので、エンドロールで流れる時に是非聞き惚れてみてください。

 

親友の死から立ち直れず、死んだ親友へ答えの来ないメッセージを送り続ける梓。

一歩前に踏み出す勇気を彼女はどうやって得ていくのか。

娘を失った両親が、どんな出来事をきっかけに前を向き、再び止まった時を動かすのか。

『アイミタガイ』の優しい結末をスクリーンで是非確かめて頂ければと思います。

物語がつながるその瞬間、皆様の心に暖かな優しさの火が灯る事請け合いです。

是非あべのアポロシネマに『アイミタガイ』をご鑑賞にいらしてください。

それは皆様にとって大切な素晴らしい映画体験になるのではと思っています。

あべのアポロシネマで皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

 

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★☆執筆者紹介☆★

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ふじもと

 

作中にちらし寿司が出てきます。

ちらし寿司ええなぁと思いました。

2024年9月24日(金)公開『あの人が消えた』 »

出演:高橋文哉/北香那/田中圭/他

監督:水野格

 

 

こんにちは。あべのアポロシネマです。本日は2023年に放送され、社会現象化したTVドラマ「ブラッシュアップライフ」が記憶に新しい、水野格監督が完全オリジナル脚本で挑んだ“先読み不可能”ミステリー・エンタテイメント『あの人が消えた』をご紹介いたします。

 

「次々と人が消える」と噂される、いわくつきのマンション。配達員の青年・丸子は毎日のようにマンションに出入りするなかで、怪しげな住人の“秘密”を偶然知ってしまう。会社の先輩で小説家志望の荒川にも打ち明け、意見を仰ぎながら住人の正体を探ろうとするが、やがて二人は思いも寄らない大事件へと巻き込まれていく――。

 

実に面白い。(と呟きながら、ガリレオのテーマを流したい。)

とにかく、自分の謎解きと本編がシンクロするのか!ドキドキしながら鑑賞して欲しいので、最小限の情報だけで、なるべく早く観ていただきたい作品です。

 

主人公は、配達員の丸子。今やテレビで見ない日はないほど売れっ子の高橋文哉さん。

「誰かに褒められたい」という理由から働き始めるのですが、ちょっと抜けているけど責任感が強く、マンションの謎に一人で挑む真面目な役がピッタリです。

その先輩・荒川役に田中圭さん。この人には何でも相談してしまいそうな、ザ・怖くない先輩で丸子の相談に乗ってくれます。

その他にも住人には豪華な役者さんが出られているのですが、個人的に驚いたのは、1つの作品に染谷将太さんと菊地凛子さんのご夫婦が出演されている事!

同じシーンはなかったものの、おお……と思うキャスティングでした。

 

また、映画の協賛に「小説家になろう」というWEBサイトがあるのですが、この映画自体も、荒川がサイトに小説を公開していたり(プロの小説家を目指している。)、色々な伏線があるところが、“小説っぽい”作品と感じました。観ればわかるのですが、とても“小説”の世界が大切にされていて、その小説に対するリスペクトが、映画を観ていてこの作品を納得させる一部となっているのも、お洒落でよかったです。

 

ネタバレ厳禁!エンドロールも最後まで楽しいので、お見逃しなく!
ぜひあべのアポロシネマでご鑑賞ください。

 

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★☆執筆者紹介☆★

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せきぐち

出先で秋服をみると、秋の気分なのですが、外の温度はまだ夏。クーラーも使用するし、なんか変な感じですよね。