2024年4月19日(金)公開『あまろっく』
出演:江口のりこ/中条あやみ/笑福亭鶴瓶/他
監督:中村和宏
こんにちは。アポロシネマです。
本日は尼崎を守る「尼ロック」がタイトルの由来ともなった(由来というか、そのままですね。)映画『あまろっく』をご紹介します。
まずは「尼ロック」の説明から。正式名称は兵庫県尼崎市にある尼崎閘門(あまがさきこうもん)。英語で閘門はLockGate(ロックゲート)であることから尼ロックという愛称で呼ばれています。船舶が通航できる巨大な閘門で、尼崎市の「0メートル地帯」に海水が流れ込むのを防いでいて、2018年9月にあった台風21号では、尼ロックのおかげで尼崎の被害は少なかったと言われています。
その「尼ロック」をなぜタイトルにしたのか。これは映画を見て頂ければわかるはずです。
「人生に起こることは何でも楽しまな!」が口グセの能天気な父に育てられた優子は、父親を反面教師に幼少期から勉強でも何でも全力で励み、大学卒業後は東京の大手企業で働いていた。しかし理不尽なリストラで失業し、39歳・独身にして再び尼崎に戻ってニートのような毎日を送ることに。
そしてある日突然、父が再婚すると言いだし、20歳の早希を連れてきた!?
突然あらわれた自分よりずっと年下の“母”の登場に戸惑う優子は、父と早希との共同生活を受け入れることができなかったが、ある事をきっかけに優子はこれまでの人生を振り返り、家族の“本当の姿”に気づいていく。
タイトルの通り、舞台が“尼崎”のご当地ムービーなのですが、監督も尼崎出身で、構想から6年かけてやっと映画になったそうです。父の口癖も自身の阪神・淡路大震災の経験から生まれたセリフから来ているとの事。映画の豆知識です。
歳の差婚すぎるけど、こんな家族も存在するのかも?知れない……?と思わせる凸凹家族。
主人公で、頭は良くて出来すぎてしまう優子を演じるのは、江口のりこさん。
劇中でボート部のシーンがあるのですが、練習のためにボートを漕いでたら楽しかったとハマった模様。このボートが色々思い出とつながっていくのも素敵なんですよね。
全てのシーンに説得力があり、凄いです。いろんな顔を見せてくれます。
そして孤独な幼少期を過ごし、誰よりも“家族だんらん”を夢見る、父の再婚相手・早希を演じるのは、中条あやみさん。われら阿倍野の星!早希の明るい性格が、彼女の可愛い笑顔と滅茶苦茶似合っていて、“めんどくさい”家族を明るく照らす太陽の様な存在です。竜太郎が惚れたのは可愛さだけではないと思います。強い母です。
そして早希と再婚する父・竜太郎を演じるのは、笑福亭鶴瓶さん。
口癖がピッタリなのは想像しただけでもわかりますよね。“お父ちゃん”って感じです。
一緒のシーンはないですが、初の親子共演として屋台の亭主役に息子の駿河太郎さんも出てきますのでお楽しみに(笑)。
その他の役者さんも関西の方々です!
この会話、隣の家庭で行われているのではないか?(笑)親近感が湧くのもご当地ムービーのいい点ですね。
映画を観た後に尼崎でロケ地巡りもいいかもしれません。
心地の良い春の日が続いています。是非あべのアポロシネマでご鑑賞ください。
※本映画は阪神・淡路大震災の被災映像が含まれております。予めご了承ください。
-------
★☆執筆者紹介☆★
-------
せきぐち
春なのに暑いですね。夏になったらどうなってしまうのでしょうか…。