今回からデジタル上映の流れを簡単にご説明致します。
まず、配給から送られてくる素材が
従来のフィルム(重量物)から
小さなHDD(ハードディスク)になりました。
※この中に、本編作品が1つ入っています。
だいたい100~300ギガバイトの大容量です。
暗号化されているので、専用の機器でなおかつ
特殊な処理をしないと映像を見ることはできません。
次にハードディスクからデータを移動させるのですが、
一旦、LMS(ライブラリ・マネージメント・サーバ)という
中央装置に取り込みます。
※USBにつないでデータ移動(約1~2時間で完了)。
その後、TMS(シアター・マネージメント・システム)という
劇場管理システムを使い、各劇場にデータを送信しますが、
TMSについては、次回ご説明致します。
担当:下江