声の出演:高山みなみ/山崎和佳奈/小山力也/林原めぐみ/他
脚本・構成:宮下隼一
あべのアポロシネマです。
本日は2023年4月14日公開の『劇場版 名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』の公開前に黒鉄の魚影(サブマリン)のメインキャラクターである「灰原哀」にスポットライトを当て、今一度作品をおさらいしようというTVシリーズの特別編集版『名探偵コナン 灰原哀物語~黒鉄のミステリートレイン~』をご紹介させて頂きます。
この作品は原作78巻、TVシリーズ第701話~704話まで続く「漆黒の特急(ミステリートレイン)」のエピソードをメインエピソードに置きながら、コナンと灰原の出会い、姉である宮野明美との思い出、組織でのエピソードや現在の仲間へ徐々に心を開いていく様など新カットも交えながら丁寧に描かれます。
列車内で発生する密室殺人事件と灰原を捕まえようとする黒の組織が列車内で暗躍する二本軸の物語と登場人物それぞれの思惑が複雑に絡み合い、コナン達に立ちふさがる事件の謎と推理。組織との情報戦、騙し合いが存分に楽しめる作品です。
これらの複雑な戦いを実に観やすくスッキリと仕上げた再編集、構成はあっぱれの一言で、観ごたえ十分で本当にスクリーンに引き込まれました。
また、この複雑で緻密な物語を支えるキャラクター達も、まさにコナンオールスターズという感じで、物語のキーとなる登場人物が惜しみなく出てくるところもファンとしては、たまらないポイントなのではないでしょうか。
ファンとして見る方にはすでに懐かしく、そして堪らないポイントが多くある本作ですが、新しくここからコナンを楽しみたい方にも非常にわかりやすく名探偵コナンの魅力をお伝えできる、この作品はそういう作品かなと思います。
勿論この作品だけを見ても明かされないキャラクター同士の関係性も多くあるのですが、その多くの謎が逆にコナンを読んでみたい、コナンを見てみたいと思わせるのに充分な要素になりうる、つまり「名探偵コナン」という作品への入り口として意外に最適なのでは、と感じました。
現在102巻まで刊行、連載開始から29年という長期に渡り連載され、毎年ゴールデンウィークには新しい映画を発表し、原作ファンやアニメファン、そして映画ファンを毎年の様に楽しませてきた長寿作品「名探偵コナン」。
今年の4月公開の『劇場版 名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』で新たに描かれる黒の組織との対決、その対決の前の助走の様な作品がこの『名探偵コナン 灰原哀物語~黒鉄のミステリートレイン~』なのです。
4月に新しい作品を全力で、100%で楽しみたい方は勿論の事ですが、まだ見た事がないという方は、是非この作品を入り口に国民的に愛される長寿作品に触れる事で新たな人生の楽しみを見つけるというのも面白いかも知れません。
アポロシネマでは作品上映は勿論の事、『名探偵コナン 灰原哀物語〜黒鉄のミステリートレイン』のパンフレットやキャラクターグッズも多数取り揃えて皆様のお越しをお待ち申し上げております。
新商品のワッフルソフトやポップコーンと一緒にこの映画を楽しんだ後は是非シネマグッズコーナーにもお立ち寄りください。
皆様の劇場へのお越しをスタッフ一同心よりお待ちいたしております。
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★☆執筆者紹介☆★
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ふじもと
あけましておめでとうございます。
本年もあべのアポロシネマをどうぞよろしくお願いいたします。
新年からポケットモンスターの最新作「ポケットモンスター スカーレット」をプレイ中です。面白くて全然やめ時がないのでついつい夜更かししてしまいがちです。