2024年6月22日 (土)

2024年4月19日(金)公開『陰陽師0』

出演:山崎賢人/染谷将太/奈緒/板垣李光人/他

監督:佐藤嗣麻子

 

いつもあべのアポロシネマのメールマガジンをお読みいただき、ありがとうございます。

本日は『エコエコアザラク』シリーズや『アンフェア』シリーズを手掛けた

佐藤嗣麻子監督の最新作『陰陽師0』のご紹介です。

今作は夢枕獏さんの人気小説シリーズ『陰陽師』をベースに、夢枕さんに全面協力してもらう形で、

日本で最も有名な陰陽師、安倍晴明(あべのせいめい)が陰陽師になる前の学生時代を描いた完全オリジナルストーリーとなっております。

今まで陰陽師シリーズに触れて来なかった初見の方は勿論、夢枕獏さんの小説が好きな方、

岡野玲子さんの漫画版が好きな方、過去に野村萬斎さんが主演した映画『陰陽師』が好きな方など、

昔からの陰陽師ファンの方にもしっかり満足して楽しんで頂ける、

原作以前を描いた全く新しい物語『陰陽師0』を、気持ちをリセットしてご鑑賞頂ければと思います。

 

夢枕さんから直接名指しで指名され制作を開始したという佐藤監督が、

『ゴジラ-1.0』で第96回アカデミー賞視覚効果賞を受賞し、歴史的快挙を成し遂げた「白組」とタッグを組み、

呪術や怪異、そしてド派手なアクションシーンなどを作品にふんだんに盛り込み、

平安時代の世界を独自の豪華絢爛な世界観で表現されていて、

上映中全てのシーンが美しく、躍動的で、非常に見応えのある作品になっておりました。

陰陽師になる為の学校であり、省庁でもある「陰陽寮」で生活しながら勉強中の学生、安倍晴明。

暦、天候、呪など様々な学問を学びながら暮らしていますが他の学生と違い、

晴明自身に出世欲や上昇志向というものはなく、人嫌いで変わり者。誰にも心を開きません。

しかしその才はずば抜けており、学生という身分でありながら寮の外にも名が知れ渡るほどの有名人になっています。

元々の原作「陰陽師」にも安倍晴明のバディとして登場する源博雅(みなもとのひろまさ)との出会いのシーンも描かれ、

博雅が晴明に助けを求めてやってくる事で二人に絆が生まれていく様もしっかり描かれているので、

そういうシーンも原作ファンには嬉しいシーンなのではないでしょうか。

 

さて、この作品の顔、安倍晴明を演じるのは山崎賢人さん。

キングダムやゴールデンカムイでは男らしくて荒々しい役を豪快に演じておられましたが、

今回はクールで聡明な役どころ。

そんな今までと180度違った役どころでも見事に演じ切っているのが流石でした。

そしてそんなクールなキャラクターながら、作中にアクションがしっかりあるのも『陰陽師0』の面白い所で、

カッコいい山崎さんを作中全開でお楽しみ頂けるというのもこの作品の良い所でございます。

また、バディを務める染谷将太さんの源博雅も非常に良かったです。

柔らかで優しそうな貴族感のある源博雅がとてもはまっていて

コンビでの掛け合いは本当に楽しそうで、信頼感を感じる素晴らしいものになっていました。

それ以外にも帝(みかど)を演じた板垣李光人さんや徽子女王(よしこじょおう)を演じた奈緒さんなど

若い俳優の存在感が光る素晴らしいキャスティングと演技を見る事が出来て本当に楽しく見ることが出来ました。

それも非常に良かった点として挙げさせていただきます。

 

最後に一点、この作品は作品全体の衣装美術、音楽など映画全体の細やかな部分にも

非常に強いこだわりを感じ、作品を通して楽しむ事が出来たという点も付け加えさせて下さい。

徽子女王の衣装や安倍晴明の衣装は特にこだわりを感じる作りをしていて

興味津々でスクリーンに釘付けになってしまいましたので、

そういう部分もお楽しみください。

かつ、BUMP OF CHICKENが歌う「邂逅」が流れるエンドロールも。

トータルで本当に素晴らしい、楽しい映画体験でした。

 

さて、皆様も歴代最強の陰陽師と名高い平安の陰陽師、

安倍晴明の前日譚を描いた映画『陰陽師0』をご鑑賞にあべのアポロシネマへお越しくださいませんか?

阿倍野区は安倍晴明ゆかりの地としても知られる地域です。

あべのアポロシネマで映画を見て頂く事で一層安倍晴明を身近に感じてみませんか?

スタッフ一同皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

 

-------

★☆執筆者紹介☆★

-------

ふじもと

 

岡野玲子さんの陰陽師の漫画が読んでみたいです。

めちゃくちゃ面白いらしいです!