2025年2月 1日 (土)

2024年11月29日(金)公開『PG12)正体』

出演:横浜流星/吉岡里帆/森本慎太郎/山田杏奈/山田孝之/他

監督:藤井道人

 

 

こんにちは。あべのアポロシネマです。

今回は主演が横浜流星さんで、染井為人さんの同名ベストセラー小説を、「ヴィレッジ」「最後まで行く」「余命10年」等の藤井道人監督が映画化した「正体」をご紹介いたします。

 

凶悪な殺人事件の容疑者として死刑判決を受けた鏑木が脱走した。潜伏し逃走を続ける鏑木と日本各地で出会った沙耶香、和也、舞。そして彼を追う刑事・又貫。又貫は沙耶香らを取り調べるが、それぞれ出会った鏑木はそれぞれまったく別人のような姿だった。彼の正体とは?そして鏑木の【真の目的】とは。その真相が明らかになったとき、信じる想いに心震える、感動のサスペンス。

 

予告編などから思っていた作品と違う!

良い意味で裏切られた作品でした。

 

主人公・鏑木を演じる、横浜流星さんは逃亡犯役なので、どの場面でも存在感が薄いというか、自己主張がなく、せっかくの美貌もマスクで隠し、あまり語らない……これだけ挙げると誰が演じても良かったのではないか?と感じるかもしれません。

ですが話が進むにつれ、気が付いたら“自分も彼と出会った側の人間なのかもしれない”という感情が生まれ、最終的にこの役を演じるのは彼しかいない!と思いました。

殺人事件の容疑者かつ逃亡犯ですが、鏑木という役が横浜流星さん自身に合っているように感じるのです。説得力がありました。

目立たない様に髭を生やしたり、アイプチで一重にしたり(普通は逆ですけどね!)、カラコンを入れていたり、色々な顔が見えるのも良かったですね!

 

鏑木を追う刑事・又貫を演じる山田孝之さんも、上層部からのプレッシャーに挟まれる姿が、何とも心苦しい……。安定の存在感と、セリフが少なくても圧倒的な威圧感で鏑木を追い詰めます。

鏑木と又貫の会話はそこまで多くなかったと思います。

逆に、彼と会話が多かったのは沙耶香(演じるのは吉岡里帆さん)、和也(森本慎太郎さん)、舞(山田杏奈さん)、それぞれ鏑木との関係は違いますが【彼を知る人物】として、鏑木と歳が離れていないのも良いのだと思います。純粋な言葉で各々が知る彼を語っていて、自分だったらどうだったのだろうかとも考えさせられると共に、その輪に入った気がしました。

 

このタイミングで上映されるという事にも意味がある気がします。

ぜひ彼の正体を確かめに映画館へ。あべのアポロシネマでご鑑賞ください。

 

 

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★☆執筆者紹介☆★

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せきぐち

 

最近になって韓国ドラマや映画を積極的に見るようになりました。

ドラマが1話1時間半のこともしばしばで、その長さに驚きます。