2024年2月 1日 (木)

2023年12月8日(金)公開『窓ぎわのトットちゃん』

声の出演:大野りりあな/役所広司/小栗旬/杏/他

監督: 八鍬新之介

 

あべのアポロシネマです。

本日は数多くの劇場版ドラえもん作品を手掛けてきた八鍬新之介監督の最新作、『映画 窓ぎわのトットちゃん』のご紹介です。

 

窓ぎわのトットちゃんと言えば、国内で800万部、全世界で2500万部を超える累計発行部数を誇り、20言語以上に翻訳されている空前の大ベストセラー作品です。

俳優、司会業もこなす国民的マルチタレントである黒柳徹子さんの自伝的児童文学書で、天真爛漫な少女だった頃の黒柳徹子さん(トットちゃん)と彼女が通った学校や家族の物語を中心にノンフィクションで描かれる瑞々しい物語が初のアニメーション映画作品として、今回こうして誕生いたしました。

 

トットちゃんが通った学校「トモエ学園」。当時は東京都自由が丘にあった私立の学校で、リトミック教育を日本で初めて実践的に取り入れた学校として知られています。

リトミック研究者・幼児教育研究家であった「小林宗作」が校長として教鞭をとり、子供たちにより自由で芸術的な音楽教育を受けさせることを目指して「トモエ学園」を設立・運営したと言われています。

小林先生は日本におけるリズム教育・音響教育・ピアノ教育・総合リズム教育をひらいた人物で、教育界の第一線で活躍する先生だったようです。

 

そんな校長先生と天真爛漫なトットちゃんが出会って、トットちゃんがどんな風な学校生活を送ることになるのか。

これをノンフィクションで描いているのが黒柳徹子さんの著書「窓ぎわのトットちゃん」であり、『映画 窓ぎわのトットちゃん』なのです。

子供が日々成長していく様というのは親からすると本当に頼もしいものですが、その素晴らしさと可愛らしさ、そして前述させて頂いた頼もしさをこの映画は沢山感じて頂ける作りになっています。

校長先生がどんな気持ちで生徒に接しているのか、トットちゃんの両親がどんな気持ちで仕事をし、どんな風に子供を思い、どんな風に日々を過ごしていたのか。

この作品から私たちがそれを感じられるという事は、トットちゃん(黒柳徹子さん)がその背中をしっかりと見て、その姿に日々何かを感じていたという事に他なりません。

 

第二次世界大戦が激化していく時代の中で、入学から空襲の為に疎開し学校を離れるまでを描いたこの作品『映画 窓ぎわのトットちゃん』。

主役の大野りりあなさんのあどけなさが残る演技も素晴らしいのですが、物静かで深みのある役所広司さんの校長先生の声や小栗旬さん、杏さんの演じるトットちゃんの両親の声も時に厳しく、時に優しく本当に素晴らしいものでした。

また、パステル基調で統一された作中の優しい色彩と柔らかなタッチは最初から最後まで丁寧に描かれており、一本のアニメーション作品として非常に高いクオリティで制作されており、作品全体としての見応えも申し分なく、あの時代を知る資料としても大変素晴らしかったです。

エンドロールに流れるあいみょんさんの「あのね」もこの映画の優しさに本当にマッチしていて最後の最後まで楽しく観る事が出来ました。

皆様も是非エンドロールも最後まで楽しんで頂ければと思います。

 

個性を重んじ受け入れる姿勢でもって子供たちに接する先生方や両親の愛、そして友達との大切な交流と底抜けに明るく前向きなトットちゃんの可愛い姿を描く本作『映画 窓ぎわのトットちゃん』。

子供だけでなく大人も楽しめる、そして考えさせられる素晴らしいアニメーション作品に仕上がっております。

是非あべのアポロシネマでトットちゃんの可愛らしく勇ましい活躍と周囲のみんなの優しさ、温かさに癒されてください。

スタッフ一同皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

 

 

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★☆執筆者紹介☆★

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ふじもと

 

最近家で大好きな作品「インディ・ジョーンズ最後の聖戦」を改めて見ました。

最初から最後までずっと面白くてやはり素晴らしかったです。